・パルフェ ~ショコラ second brew~
・・・さて、どう言ったらいいものか。
かなりけなしかたの難しい作品なんですよね、これ。
一言で言うと、完成度の極めて高い初心者向け萌えゲーだと思います。
いわゆる萌えゲーですが、このジャンルって、「良作」と呼ばれる、「面白かったぁ。」くらいの作品はいっぱいあると思うんですよ。
しかし、「名作」と呼ばれる、終わったあと、「神だったわぁ。」と言われる作品はあまり知らない。
「名作」と呼ばれるものは、「バトル」、「奇跡」などという、熱くなったり、涙腺の緩むようなパーツを、シナリオライターが絶妙なバランスで配置すると出来上がるでしょう。
では、萌えゲーの名作は。
このジャンルは、名前の通り。可愛いキャラに萌えるための作品。
そこに、下手に上のような名作パーツを埋め込むと、萌えにじゃまになると思います。
だから、萌えゲーは設定が平凡なことが多いと言われるわけです。
で、パルフェは、その平凡な設定の萌えゲーなのに、名作になってしまったゲームなんですね。
そして褒めるトコ二つ目ですが、全個別√に抜かりがないということ。
全√において、萌えゲーなのを忘れることなく、中だるみが無く、感動できる。
よくあるじゃないですか、グランドENDだけ本気とか。
もちろん、このゲームのグランドENDと言うべき里伽子TRUEは、神がかった出来です。
いろいろあって、あのシーンにたどりついた時は涙が止まりませんね、ええ。
でも、それ以外の√だって絶対にバカに出来ないんです。
明日香の成長。
由飛の復活。
かすりさんの・・・軽さ?
ねーちゃんの・・・う~ん。
玲愛は自分の√より由飛√の方が活躍した気がするけど(ぇ
ま、一言で表しにくいですけど、全ルート面白かったってことですね。
あとは、やっぱり萌えゲーですから、それがイヤな人には受けないんだろうなぁって思います。
でも、最初言ったように、「完成度の極めて高い初心者向け萌えゲー」。
オレは自身を持ってオススメしますね!
・・・こんだけ萌え萌え連呼したの初めてだなぁ。
・・・ハズイ。
2008/09/27(土) | ゲーム感想 | トラックバック(0) | コメント(0)