
大量の剣を召喚して戦う、ミダスバーサク状態。
で、どーでもいいことかもしれませんが、この剣って、

この剣なんでしょうか?
255話で、この時もアテネとミダスが半融合していたことが分かったんで、この剣もミダスの力で召喚したと考えられ、そうなると、同じ剣にして欲しいんですよ。
でも、今週の剣は細かいディティールが彫られてない(描かれてない)のに、過去編は細かいディティールまで彫られている剣なんですよね。
う~ん、過去編の時は、アテネの力で召喚した剣なんだろうか?
でも、アテネの力も何でもアリにはして欲しくないんだよなぁ・・・。
それか、過去編の時は、ミダスの力といえどもアテネの意志が入ったからああいうデザインで、今回はアテネの意志が入ってないから、こういう何もないデザインになったのか?
最初は、コレおんなじじゃね!と思って書き始めたんで、はぎり悪いですけどすみませんw

王様の耳はロバの耳
このお話は「さわると黄金になるお話」の続きなのです。アポロンはミダス王の願いを取り消す事には同意しましたが、罰はまのがれないと言いミダス王の耳をロバの耳にしてしまいます。
そして耳の事が皆にわかってしまったことを知り、もともと耳の事を知っているのは床屋ただ1人であると分かっているので、その床屋を殺そうとしますが、アポロンも自分を殺す十分な理由があるのに許してくれたのだからと床屋を許してやります。
そこへアポロンが現れ「良く床屋を許してやったな。お前の罪をといてやろう」と耳を元に戻してもらうのですね。人に対する寛容さを説いたお話となっています。
http://www.asahi-net.or.jp/~NR8C-AB/afgraesopicae.htm
「ハヤテのごとく!」という作品は、このストーリーをなぞることになるんだろうか?
まぁ、違いますよね。
なにが違うって、まずは、アテネという強制共同体の存在。
寓話のミダスは、触るものすべてを金にかえる力で、孤独になったために、神(アポロン)の優しさを理解して床屋を殺すのをやめることができました。
しかし、ハヤテのミダスは、過去編までは孤独だったかもしれませんが、それからは、同じ目的を持つという名目でアテネをうまくそそのかし、表面上(強制的に)一緒に行動した上、そうして来たアテネを傷つけ続け、今は殺しかけています。
つまり、この作品のミダスは、孤独を忘れたバカであり、目的しか見えずにイタズラが過ぎたガキ。
こんなミダスを、神は助けないでしょう、という話。
気になるのは、寓話のアポロンにあたる、王族の庭城に棲むと言われる「神」の存在なんですが、そこで、伊澄のこのセリフ。

ミダスは神になろうとした?
適当な予想になりますが、この話は、神話の続きなのかもしれません。
自分を許して、耳を元にもどしてくれたアポロンに憧れ、自分も神になろうと奮起する。
しかし、神のいっぱいいるギリシア神話といえども、人間と神の違いは大きくて、どうあがいてもなれる気がしない。
それでも努力し続けるが、結局なれなくて白骨化(ミダス基本形態)。
また、どこかで悪いことでもしたか?
とにかく、神になれなかったのはもちろん、本当に自分のものだった王族の力まで奪われ、ミダス切れる。
そうして自分の目的のために、王玉を手に入れようとしているのかな~と。
そうすると、王玉がロイヤルガーデンへの鍵というより、ロイヤルガーデン自体が、王玉で作られてるっていう方がありえるかな。
つまり、王玉は、レプリカのように物質化させるだけでなく、神話、理想の空間自体をを現実に変える力を持つ・・・と。
つくられたといえども、現実なので、ロイヤルガーデンが存在し続けることにもなるし、王族の力を取り返した上で、神にもなりたいというミダスの目的も、幻想だけど現実になる。
マキナもそれで作られた、と考えることもできるし・・・?
いや、でも勢いだけの予想だな。
白桜や、天王洲家との繋がりが説明つきませんしね。
それに、ミダスも王玉の力で現実化してることになるから、それが王玉を使う・・・ってなんかごっちゃになってる気がする。
さて、今週一番気になったコトなんですけど、

緊迫感のあるいいシーンではあるんですが・・・。
伊澄、なんでこの程度の神話知らないんだよ!!
てか、上に出した246話で、ミダスのこと知っているぞ的なこと言ってたじゃん!
う~ん・・・ここはどうしてもなっとくいかなかった・・・。
というわけで、第259話、「~Fly High~」の感想でした。
てか、ピコハン、火になるのかよw
便利だなw
でわでわ~
アデュー!
2010/02/10(水) | ハヤテ・マンガ感想 | トラックバック(12) | コメント(2)